◆ 8回1失点の先発デビューも、内がセーブ失敗…
ロッテのドラフト2位右腕・酒居知史が、プロ初勝利をかけ本拠地での西武戦に先発する。
春先は中継ぎで起用されていたが、8月4日の楽天戦で先発デビュー。相手先発・岸と互角の投げ合いを演じ、8回3安打1失点の快投を見せた。しかし、1点リードの9回に内が捕まり、チームはサヨナラ負け。酒居のプロ初勝利もお預けとなった。
酒井は制球力のある万能型右腕で、前回楽天戦で与えた四球はわずか1つ。8回をジャスト100球で投げ終えた。西武打線は強力だが、本拠地でも持ち前の安定感を駆使し、初白星を手にしたい。
対する西武の先発は、ここまで7勝7敗、防御率3.79の野上。ロッテ打線とはこれが今季6度目の対戦となり、ZOZOマリンでは3試合に先発し1勝1敗、防御率2.84と安定している。
酒井は身長178センチで野上は177センチ。ともに社会人経由でプロ入りした右腕で、制球重視のまとまった投球スタイルも似ている。小気味よく投げ込む、両右腕の投げ合いに期待したい。
【11日の試合予定】
ロッテ(酒居知史)- 西武(野上亮磨)
<ZOZOマリン 18時00分>
・最近5試合の成績
ロ(6位):●○○●●
西(3位):●○●○●
オリックス(ディクソン)- 楽天(岸孝之)
<京セラD大阪 18時00分>
・最近5試合の成績
オ(4位):○○○●○
楽(1位):○○●○○