21戦13勝、西武加入後は白星量産！

　西武の助っ人右腕・ウルフが、5シーズンぶりの2ケタ勝利を目指し、本拠地での楽天戦に先発する。

　ウルフは昨季途中から加入し、今季ここまで17試合に先発し、9勝2敗、防御率2.61と安定している。昨季の4戦4勝も含め、西武入団後は21戦13勝（2敗）と白星を量産。今季はすでに100イニングを投げ、退団した岸に替わる“右のエース”として、チームの快進撃を支えている。

　ウルフはソフトバンク時代の14年にトミー・ジョン手術を受け、翌年に自由契約選手となった。その約半年後に、西武の一員として日本球界復帰。トミー・ジョン手術は「術後2シーズン目が実質復帰年」と言われており、ウルフ自身がそれを証明している点も興味深い。

　2ケタ勝利となれば、日本ハム時代の12年以来、5シーズンぶり。首位・楽天相手に節目の勝利をつかめれば、チームも再び勢いづきそうだ。
　
【15日の試合予定】

西武（ウルフ）－ 楽天（コラレス）
＜メットライフ　18時00分＞
・最近5試合の成績
西（3位）：○●●○○
楽（1位）：○○●○○

ソフトバンク（バンデンハーク）－ オリックス（金子千尋）
＜ヤフオクドーム　18時00分＞
・最近5試合の成績
ソ（2位）：○○○○●
オ（4位）：●○○●●