◆ これで鷹戦はプロ通算17戦未勝利
西武の菊池雄星が24日、敵地でのソフトバンク戦に先発登板。初回から失点を重ね、3回7失点で早くも降板した。
菊池は初回、先頭打者の川島へ初球を投じたが、これが二段モーションの反則投球と宣告された。左腕は17日の楽天戦(メットライフ)でも、二段モーションの反則投球を2度宣告されており、この日に合わせ修正を重ねてきた。
しかし、この日もいきなり反則投球と宣告され、川島には結局四球。その後、4番柳田に左翼フェンス直撃の適時二塁打を許すと、続くデスパイネには29号2ランを右翼席へ運ばれ、初回に3点を失った。
フォームから躍動感が消えた左腕は、2回も先頭の7番江川に二塁打を許すと、一死三塁から、9番高谷には甘くなったスライダーを左前へ弾き返され4失点目。さらに、1番川島には2打席連続で四球を与えたあと、一死一、二塁から、2番今宮には追い込んでからのカーブを左翼席へ運ばれた。
初回3失点に続き、2回も踏ん張れず4失点。3回は何とか無失点に抑えたが、3回69球を投げ、2被弾を含む5安打3四球で7失点。1-7の4回から、2番手・福倉にマウンドを譲った。
菊池はこの試合前まで、通算で16戦0勝11敗とソフトバンク相手に大苦戦。6月23日の前回対戦(ヤフオクD)でも、3回途中7失点で降板していた。