和田毅,
ソフトバンクの和田毅

○ ソフトバンク 3 - 0 ロッテ ●
<21回戦 ヤフオクドーム>

 ソフトバンクが連敗を「2」でストップ。復帰登板となった先発・和田が6回2安打無失点の快投を見せ、節目の1500奪三振を今季3勝目で飾った。

 初回は2番大嶺翔、3番清田から連続三振を奪い、3者凡退スタートを切った左腕。2回は先頭の4番井口に中前打を許し、一死二塁のピンチを招いたが、後続を落ち着いて退け先取点を与えなかった。

 3回以降もキレのある真っ直ぐを軸に、ロッテ打線を圧倒。4回は2番から始まる上位打線を3者連続三振に仕留め、井口から奪ったこの試合6つ目の三振が、史上51人目となる1500奪三振となった。

 味方が2点を先制した直後の5回は二死満塁のピンチを招いたが、1番荻野を三ゴロに打ち取り零封。6回はこの試合3度目の3者凡退で切り抜け、6回85球、2安打9奪三振2四球の内容で降板した。

 7回以降はモイネロ、岩崎、サファテとつなぎ完封リレー。最後を締めたサファテは、自身が持つパ・リーグ記録の43セーブに早くも並んだ。

 打線は4回、3番中村晃、4番柳田の連打で無死一、三塁とすると、5番デスパイネが左中間への2点適時二塁打を放ち先制。6回も中村晃、柳田、デスパイネの3連打で3点目を奪い、和田の復帰白星をアシストした。

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