セ・リーグ

好機で1本出ず…石井一久氏「巨人にとってストレスのたまる試合」

巨人の坂本勇人(C)KYODO NEWS IMAGES

● 巨人 1 - 2 広島 ○
<21回戦 東京ドーム>

 巨人は広島投手陣から毎回のようにチャンスを作るも、1点しか奪うことができず、1-2で敗れた。

 0-0の2回、巨人は一死走者なしから村田修一の第10号ソロで幸先よく先制。続く3回は先頭の陽岱鋼が四球、マギーがフェンス直撃の二塁打で無死二、三塁と追加点のチャンスを作る。

 しかし、3番・坂本勇人が一邪飛、4番・阿部慎之助は高めのつり球に手を出して右飛、前の打席本塁打を放った5番・村田は遊ゴロに倒れた。

 4回も一死一、三塁の好機を作ったが、マイコラスが犠打失敗、陽岱鋼が遊ゴロに打ち取られ、追加点を奪えず。すると、直後の5回表に先発・マイコラスが、西川龍馬に逆転を許す2ランを浴びた。巨人はその後も、あと一本が出なかった。

 同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』で解説を務めた石井一久氏は、巨人の3回の攻撃について「広島の守備体形を見て、強いゴロを打つなど、状況に応じたバッティングを上手くできていれば。逆にそれをさせなかった広島バッテリーが良かった」と話した。

 さらに石井氏は、「今日はジャイアンツにとって、ストレスのたまる試合だったと思います。次の1点がなかなか取れない中で、5回に西川選手のホームランですよね。ズルズル広島にやられちゃうっていう感じのゲーム展開だった」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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