● ロッテ 4 - 14 オリックス ○
<22回戦 ZOZOマリン>

 オリックスがともに今季最多の21安打14得点でカード勝ち越し。高卒新人の先発・山本由伸が、5回2失点でプロ初勝利を手にした。

 オリックスは2回、下位打線からの5連打で2点を先制。3回はロッテ先発・関谷の乱調に乗じ、さらに4点を加えた。6回以降は代わった宮崎を攻め、2イニングで7点を追加。8回にも1点を加え、計14得点とした。

 プロ2戦目となった山本は、立ち上がりの2イニングをパーフェクト。3回にソロ被弾、5回は適時打で2点目を失ったが、5回を4安打2失点に抑え、待望の初白星をつかんだ。山本はデビュー戦の20日ロッテ戦でも5回1失点と好投。2戦とも与えた四球はわずか1つと、コントロールのよさが光る。

 高卒新人の最速白星は楽天・藤平に譲ったが、こちらも堂々たるマウンド捌きが光るドラフト4位入団の19歳。今後のさらなる飛躍が楽しみだ。

◆ 山本由伸コメント
前回の初登板のときよりも冷静に試合に入ることができました。
ピンチを背負った場面では力んでしまった部分もありましたが、全体的には思い切って投げることができたと思います。

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