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西川vs.源田!熾烈なパ・リーグ盗塁王争い

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西武・源田壮亮(C)KYODO NEWS IMAGES

3年ぶりのタイトルを狙う西川


 パ・リーグの最多盗塁争いが熾烈を極めている。現在、首位を走るのは34盗塁の西川遥輝(日本ハム)で、2位につけているのが31盗塁のルーキー・源田壮亮(西武)だ。

 3位は外崎修汰(西武)の19個となっていることからも、タイトルの行方はこの二人に絞られたと言っていいだろう。 西川がタイトルを獲得すれば2014年以来3年ぶり2回目で、源田がタイトルホルダーとなればもちろん初めてのこととなる。

 西川の強みは、何といっても成功率の高さだ。ここまでの34盗塁に対して盗塁死はわずかに3つ。盗塁成功率は91.9%という驚異的な数値で、10盗塁以上を成功させているパ・リーグの選手で西川以上の成功率を誇る選手はいない。

 ちなみに、西川の所属する日本ハム(前身球団含む)は2リーグ制以降、パ・リーグの現存する6球団で最多盗塁タイトル獲得者を輩出するのがもっとも遅かった。2005年に創設された楽天よりも遅いというのは驚きだ。

 楽天は2012年に聖澤諒が54盗塁でタイトルを獲得。その翌年である2013年に陽岱鋼がチーム初の盗塁王に輝いた。そこから、西川遥輝、中島卓也と3年連続で同一球団の異なる選手がタイトルを獲得。これは、プロ野球史上初のできごとで、2リーグ制以降の63年間に渡って盗塁王を輩出していなかった球団が、このような記録を達成しているのだから面白い。

【過去5年のパ・リーグ盗塁王】
16年;53盗塁(143試合) 糸井嘉男(オ)
16年:53盗塁(129試合) 金子侑司(西)
15年:34盗塁(143試合) 中島卓也(日)
14年:43盗塁(143試合) 西川遥輝(日)
13年:47盗塁(144試合) 陽 岱鋼(日)
12年:54盗塁(138試合) 聖澤 諒(楽)


パ・リーグ初の快挙なるか!?


 源田はルーキーながら9番・遊撃手で開幕スタメンの座を確保。開幕5戦目から2番を任されると2試合目に初盗塁。以降もコンスタントに盗塁を決め、オールスターゲームにも出場。ルーキーでは異例となる全試合フルイニング出場を続けるなど信頼は厚いが、疲れの影響もあるのかここ3試合はノーヒットという状況だ。

 さらに、これから西武はクライマックスシリーズ・ファーストステージ本拠地開催権を賭け、楽天と2位の座を争うことになる。その緊張感の中でどれだけ数字を上積むことができるか。また、消化試合も源田の119試合に対して、西川は115試合と、4試合の開きがある

 新人選手の盗塁王は2リーグ制以降で2001年の赤星憲広(阪神)以来16年ぶり。パ・リーグでは初の快挙となる。現在、6勝(8敗)の山岡泰輔(オリックス)と争うことが濃厚な新人王のタイトルも、盗塁王を獲得すればぐっと近づくことは間違いない。残り約1カ月、1998年の小関竜也(西武)以来19年ぶりとなる野手の新人王にも期待が高まる。

【盗塁王争い】
・西川遥輝(日本ハム)
34盗塁(115試合) 3盗塁死 成功率91.9%

・源田壮亮(西武)
31盗塁(119試合) 8盗塁死 成功率79.5%

今年のパ・リーグ盗塁王は!?



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