● マーリンズ 1 - 8 ナショナルズ ○
<現地時間9月6日 マーリンズ・パーク>
マーリンズのイチローが6日(日本時間7日)、本拠地でのナショナルズ戦に代打で出場し、中前打を放った。この安打で日米通算5863塁打(日本1889、米国3974)とし、王貞治氏のプロ野球記録を超えた。
イチローは0-3の5回、一死無走者の場面で登場。ナショナルズの先発左腕・ゴンザレスが投じた外角直球を、鮮やかに中前へ弾き返した。その後の守備には就かず、この日は1打数1安打。今季の打率を.255とした。
この安打で日米通算5863塁打とし、今季の代打安打数は25本。メジャー記録のシーズン代打安打28本にも、残り3本に迫った。
大量ビハインドの試合終盤には、3番手として田沢が登板。7回は無失点に抑えたものの、続投した8回にソロ本塁打を浴び、2イニングを投げ2安打1奪三振1失点の内容。防御率は5.80となった。
マーリンズは投打とも振るわず4連敗。同地区首位・ナショナルズにはまったく歯が立たず、8連敗のまま今季の全対戦を終えた。