● ドジャース 4 - 5 ロッキーズ ○
<現地時間9月8日 ドジャー・スタジアム>
ドジャースのダルビッシュ有が8日(日本時間9日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発登板。メジャー最速となる通算1000奪三振を記録するも、5回途中5失点と崩れ今季通算12敗目(8勝)。チームは今季ワーストの8連敗となった。
自身2連敗中のダルビッシュは初回、二死から3番ゴンザレスに先制ソロを浴びた。それでもその裏、ドジャースは3番ターナーが19号2ランを放ち逆転。その後も2点を加え、4-1と主導権を握った。
ダルビッシュは2回から2イニング連続で3者凡退。4回は先制弾を許したゴンザレスから空振り三振を奪い、メジャー通算1000奪三振を達成した。128試合での到達はメジャー最速。快挙達成を勝利で飾るため、この回も無失点で切り抜けた。
しかし、3点リードの5回に突如崩れた。一死から7番アマリスタに二塁打を許すと、続くルクロイには四球。さらに暴投で一死二、三塁としたあと、代打・タピアに2点適時二塁打を浴びた。
踏ん張りたいダルビッシュだったが、続くブラックモンには一塁線、2番ルメーヒューには三塁線を破られ、2者連続の適時打でさらに2失点。4-5と試合をひっくり返され、4回1/3、5安打6奪三振2四球の内容でマウンドを降りた。
5回は四球を挟み、4本の二塁打を立て続けに浴びたダルビッシュ。これで今季の通算防御率は4.25、ドジャース移籍後の防御率は5.34となった。
試合は6回以降、膠着状態。ドジャースは2回以降得点を奪えず、今季ワーストの8連敗。その前にも5連敗を喫しており、直近の14試合は1勝13敗となった。