ドジャース,
敵地でフィリーズに逆転負けを喫したドジャース

○ フィリーズ 7 - 5 ドジャース ●
<現地時間9月20日 シチズンズバンク・パーク>

 ナ・リーグ西地区首位のドジャースは20日(日本時間21日)、敵地でのフィリーズ戦に敗れ、再び4連敗を喫した。同日、同地区2位のダイヤモンドバックスはパドレスに13-7で勝利。よって、ドジャースの優勝マジックは「2」のままとなった。

 ドジャースは先発・ウッドが6回2失点と好投。1点を追う7回表に一挙3点を加え、4-2と試合をひっくり返した。しかしその裏、2番手のストリップリングが2本塁打を浴び、4-5と再逆転を許す。8回に再び5-5の同点としたが、その裏は4番手のワトソンが、自らの失策絡みで2失点。結局、終盤の2イニングだけで5点を失い、この日も逆転負けを食らった。

 ダルビッシュが6回途中1失点(自責0)と好投した前日の試合も、3番手のバイエズが4失点と崩れ逃げ切り失敗。ドジャースはここへ来て救援陣の失点が相次ぎ、東地区最下位のフィリーズに3連敗を喫した。

 ドジャースは9月上旬に73年ぶりの11連敗を喫し、ここへ来て再び4連敗。地区優勝は揺るがない状況だが、10月のプレーオフ戦線へ不安が募る失速劇だ。マジック「2」のままで臨む21日(同22日未明)もフィリーズと対戦。先発予定は、ここまで12勝6敗1セーブ、防御率4.21の前田健太だ。

 マジック対象のダイヤモンドバックスは21日(同22日)に試合がないため、ドジャースの最短優勝は22日(同23日)以降。よって前田の優勝投手の可能性も、事実上消滅した。

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