田沢は最終戦で今季5敗目

● マーリンズ 5 - 8 ブレーブス ○
<現地時間10月1日 マーリンズ・パーク>

 マーリンズのイチローは現地時間1日(日本時間2日)、本拠地で行われたブレーブス戦の6回に代打で登場。あと1本に迫っている代打安打記録への挑戦に期待がかかったが、左邪飛に倒れた。

 今季は出だしで苦しむも、後半戦から復調。代打として27本の安打を積み上げ、ジョン・バンダーウォール(ロッキーズ)が持つシーズン代打安打のメジャー記録「28」に王手をかけていた。

 この日は4-4で迎えた6回、一死一塁の場面で登場。粘ってフルカウントからの10球目を打っていったが、打球はファウルゾーンで左翼手のグラブに収まり、左邪飛で凡退。シーズン代打安打記録に並ぶことはできなかった。

 また、直後の7回表からは田沢純一が登板。先頭打者を二ゴロに斬って幸先よくアウトを取るが、その後連打で一死一・三塁のピンチ。ルイスは遊飛に斬って二死としたが、スワンソンに適時打を浴びて勝ち越しを許した。

 田沢はここで降板となるも、後を継いだニコリノがガルシアに3ランを被弾。田沢が残した2人の走者が生還し、田沢の失点は「3」となった。

 試合はそのまま5-8で敗れ、田沢が今季5敗目(3勝)。イチローの代打安打記録も届かず、主砲スタントンもシーズン60号にあと1本届かず最終戦を終えた。

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