ニュース 2017.10.07. 18:30

東大が今季2勝目!浜田監督「投打が噛み合った試合」

東京六大学野球 秋季リーグ戦 第5週 1回戦
○ 東大 9 - 2 法大 ●

 東大は宮台の完投勝利で今季2勝目を飾った。

 東大は2回に杉本(3年・金沢泉丘)のスクイズで先制すると、5回には宮台が自らを助ける左前2点適時打など、打者9人で4安打を集中し、一挙5点を挙げる。

 打線が14安打9点の猛攻を見せれば、プロ志望届を提出したドラフト候補の左腕エース宮台(4年・湘南)は、9回を121球8安打2失点で
対慶大1回戦以来、今季2度目の完投勝利を飾った。

 浜田監督は「僕が監督になって一番投打が噛み合った試合」と喜んだ。

 完投勝利した宮台は、最速145キロの直球を中心に相手打者を差し込む場面も見せ、「春は(投球内容が)悪くて、秋は安定してきた。春に比べれば試合は作れてきている。その中で自信になってきているのはある」とプロ志望届提出後初の登板を振り返り、手応えを感じた様子だった。

【宮台の一問一答】

―― 今日のピッチングは。
宮台「先に点を取ってもらって余裕のある展開で、投げる事ができて良かったと思います」

―― 監督からは完投と言う話はあったのでしょうか。
宮台「試合前からそのつもりで準備をしているので、点差が離れようと、集中力を切らさずにということです」

―― 余力が残っているように見えました。
宮台「疲れもありましたけど、気持ちの面ではまだイケると思いました」

―― 今日特によかった球種は。
宮台「しっかり真っ直ぐでリズムを作れたかなと思います」

―― 球速は意識していましたか。
宮台「バッターの差し込むボールというか、(スピード)ガンもそうなんですけど、しっかりバッターが差し込むアクションがあれば、自信をもって投げられる。それが出来たかなと思います」

―― 意識、変化はあった?
宮台「逆に変えないようにというか、現状は学生ですし、学生野球最後のリーグ戦なので、目の前に集中しようという感じです」

―― 打線の援護があった。
宮台「みんなが打って、チーム全体で良い空気が作れた。全員で良い空気を作ってできたなと思います」

―― 明日に向けて
宮台「また0-0から始まりますし、今日みたいな得点は取れないと思う。もう1回ロースコアで戦って、集中してやりたいと思います」

―― 明日もし投げろと言われたら…
宮台「もちろん準備します」

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)
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