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横浜DeNA・山崎を救った三浦大輔のアドバイスとは?

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【プロ野球CS1阪神対DeNA】雨天中止 雨が降る中、荒れたグラウンドをベンチから見つめるDeNA・山崎康晃=2017年10月16日甲子園球場 写真提供:産経新聞社
たとえ、セーブはつかなくても、最後は山崎。3人できっちりと抑え、クライマックスシリーズ ファイナルステージ、横浜DeNAが初勝利をあげました。振り返ってみれば、低迷したチームの上昇がスタートしたのは、山崎が加わってからです。亜大から2014年ドラフト1巡目で入団。ルーキーから公式戦で30セーブ以上をあげたのは、日本プロ野球史上初めて。

3年目の今季。4月13、14日の2試合で連続して救援に失敗しています。その際、ラミレス監督は、

「配置転換はしない方針」

と話していたものの、中継ぎで様子を見ることに。クローザーから、15試合はセットアッパーとしてマウンドへ立ちました。勝負の世界にスランプはつきもの。山崎は、

「スランプが来ると、自分ですぐにわかる」

と言います。

「野球はメンタルのスポーツ。スランプだと感じる時、打たれるとドキドキします。それから、腕がふれていない。ストライクゾーンがとても小さく見える」

と説明。悪循環を断ち切ることは本当に難しい。いくら明るい性格でも、そういう状況では落ち込んでしまう。救世主は、OBの三浦大輔さんでした。自身の経験を踏まえ、

「おれを見ていただろう。打たれて、打たれて、やり返せ」

山崎は、

「すごい言葉でした。三浦さんのおかげで、不安要素がうそのように消えましたよ」

と手を合わせていました。

ラミレス監督も黙ってみていたわけではありません。他球団の外国人選手へ、

「山崎をどう思う」

とさりげなく聞いていました。ストレートとツーシームで抑える。たとえ、威力があっても

「屋外の球場では、対戦している内に、目が慣れてくる。ボールが見やすい」

という話を聞いたそう。そこで、

「もっと球種を増やせ」

とアドバイスをするようになった。中畑前監督に見いだされ、ラミレス監督に育てられた。自身のもつ記録を更新し続けることが、何よりの恩返しでしょう。

プロ野球選手を夢見たのは、同じ東京・荒川区出身で、日本ハム、横浜、西武で活躍した森本稀哲(ひちょり)さんから、サインをもらったことがきっかけです。

「プロになって、サインを書きたい」。

同じ帝京高へ進学したことも、それが縁でした。ファンへの神対応は、有名で、「ファンサービスにスランプがあってはいけない」が持論。交流戦でも、試合前の練習などで、外野席からロープなどで、色紙をつるしてくるファンへは、決まってサービスにつとめる。

「サインをしている時、その人のために一生忘れられない思い出になりますように、と5秒間、念じながら、心を込めています」

日本シリーズ出場のためには、あと3勝。最後のイニングをビシッと締める。絶対の守護神は、大舞台に気力が充実しているようです。


10月20日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」


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