今季は1年で3球団に在籍
メッツは現地時間30日(日本時間31日)、青木宣親を自由契約としたことを発表した。
2012年のメジャー挑戦から6年間で7球団を渡り歩いた“ジャーニーマン”。今季はアストロズではじまり、日米通算2000安打の偉業を達成するも、期限ギリギリの7月末にブルージェイズへトレード移籍。その後、わずか1カ月ほどでブルージェイズを自由契約となると、9月からメッツに活躍の場を移した。
今季は3チームにまたがり、合わせて109試合に出場。打率.277、本塁打5、打点35という成績をマークしている。特にメッツ移籍後は1・2番でのスタメン出場が増加し、27試合の出場で打率.284、出塁率.371と持ち味を発揮した。
現地メディアの報道によると、年俸調停の権利を保持している青木と再契約するとなると、今季契約の550万ドル~600万ドル(約6億2000万円~6億8000万円)というところが基本ラインとなるため、メッツは一度リリースという形をとったという見方もある。そのため、地元ファンが熱望する“残留”という線も消えたわけではないようだ。
果たして、青木は来季どのユニフォームを着てプレーするのか。オフの動向に注目が集まる。
▼ 青木宣親
・生年月日:1982年1月5日(35歳)
・経歴:日向高-早稲田大-ヤクルト-ブリュワーズ-ロイヤルズ-ジャイアンツ-マリナーズ-アストロズ-ブルージェイズ-メッツ
[今季成績] 率.277(336-93) 本5 点35 盗塁10 出塁率.335 長打率.393 OPS.728
[通算成績] 率.285(2716-774) 本33 点219 盗塁98 出塁率.350 長打率.387 OPS.738