日本シリーズ

大矢氏、DeNA・桑原の盗塁に「まさかというのがありましたね」

ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める大矢明彦氏

 DeNAのトップバッター・桑原将志の二盗が、チームに勢いをもたらした。

 2点を追う6回、先頭の桑原将志が、ソフトバンクの先発・バンデンハークから三遊間を破るレフト前ヒットで出塁する。続く柴田竜拓が2ストライクと追い込まれ、3球目、一塁走者の桑原はバンデンハークのモーションを完璧に盗み二盗に成功。

 2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ第5戦 DeNA-ソフトバンク』で解説を務めた大矢明彦氏は「2ストライクでまさかというのがありましたね」と驚きながらも、「足も大きくあげましたし、ギャンブルが成功したスチールですね」と振り返った。

 桑原は筒香嘉智の二塁打でホームに生還すると、チームはその後、宮崎敏郎のタイムリー、相手の失策で2点を奪い逆転。

 第3戦では初回に盗塁失敗するなど、今シリーズ走塁ミスが目立った桑原だったが、この日はチームに流れを呼び込む“積極的な走塁”が功を奏した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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