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FA移籍組の今季成績はどうだった?

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楽天の岸孝之
 日本シリーズが終了しストーブリーグも、にわかに動きはじめた。FA権を再取得した鶴岡慎也(ソフトバンク)、メジャー挑戦を目指す平野佳寿(オリックス)などがFA権行使を表明したとの報道が出ている。今オフも、FAによる移籍が活発化しそうだ。ここでは今季の注目FA選手ではなく、昨季FA権を行使して移籍した選手がどのような成績を残したのか見ていきたい。

▼岸孝之(西武 → 楽天)
昨季成績:19試 9勝 7敗 防2.49
今季成績:26試 8勝10敗 防2.76
→岸は西武から、出身地の宮城を本拠地にする楽天へFA移籍した。則本昂大とともに先発の一角として期待された岸は、4月9日のロッテ戦で移籍後初勝利を挙げると、その後も白星を積み重ね、楽天の快進撃を支えた。

 しかし後半に入ると黒星が先行。7月27日のソフトバンク戦から7連敗でシーズンを終え、移籍1年目は8勝10敗、防御率2.76という成績だった。後半戦は苦しんだが、西武とのクライマックスシリーズファーストステージ第2戦では、6回途中無失点に抑え勝利投手になった。

▼糸井嘉男(オリックス → 阪神)
昨季成績:143試 率.306 本17 点70
今季成績:114試 率.290 本17 点62
→オリックスでプレーした昨季、史上最年長で盗塁王に輝いた。注目度がかなり高い阪神へ移籍した糸井は、春季キャンプは故障によりリハビリが中心となったが、なんとか開幕に間に合わせた。3月31日に行われた広島との開幕戦で、いきなり猛打賞の活躍を見せると、3・4月は打率.318を記録。

 5月と6月は月間打率2割台と低迷し、7月には故障で離脱した。それでも8月は月間打率.353、9月も月間打率.319を記録するなど復調。最終的には打率.290でシーズンを終えた。

▼山口俊(DeNA → 巨人)
昨季成績:19試 11勝5敗 防2.86
今季成績:4試 1勝1敗 防6.43
→昨季DeNAで11勝を挙げた山口俊は、移籍した巨人でローテーションの一角として活躍が期待されたが、応えることができなかった。

 右肩痛の影響で出遅れ、初先発となったのは6月14日のソフトバンク戦。この日の登板で6回を0安打に抑えると、マシソン、カミネロもソフトバンク打線を無安打に封じ、継投によるノーヒットノーランを達成した。

 最高な形で移籍後初勝利を挙げるも、その後はチームに勝利をもたらすことができなかった。

▼森福允彦(ソフトバンク → 巨人)
昨季成績:50試 2勝1敗16H 防2.00
今季成績:30試 1勝3敗6H 防3.05
→ソフトバンク時代には抑えを務めたことのある経験豊富な左腕。巨人でも“勝ちパターン”を任されたが、4月9日の阪神戦、同月11日の広島戦で2試合連続敗戦投手になるなど不安定なピッチングが続き、4月24日に一軍登録を抹消された。

 5月16日に再昇格を果たし、ビハインドゲームを中心に登板したが、8月11日に再び登録抹消。その後は、二軍で汗を流し、一軍に昇格することができなかった。

▼陽岱鋼(日本ハム → 巨人)
昨季成績:130試 率.293 本14 点61
今季成績: 87試 率.264 本9 点33
→日本ハムからFA宣言し巨人へ移籍した陽岱鋼。故障の影響で開幕一軍に間に合わず、昇格したのは6月6日の西武戦だった。

 一軍に昇格してからは『1番・センター』で出場し、8月は月間打率.323、5本塁打、16打点の活躍を見せた。しかし、DeNAとのクライマックスシリーズ進出争いが激化した9・10月は打率.190と1番打者の役割を果たすことができず、好不調の波が大きい1年となった。
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