田中英、島袋が戦力外
3年目の今季勝率第1位のタイトルを獲得した薮田和樹(広島)、3年連続20セーブを達成した山崎康晃(DeNA)、1年目からフルイニング出場した源田壮亮(西武)といった“92年世代”の選手が『ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017』の日本代表に選出された。その一方で、厳しい現実を突きつけられた選手もいる。このオフ世代別では92年世代が最も多い15人の選手が戦力外通告、自由契約を受けた。
92年4月2日生まれの田中英祐は、ロッテから戦力外通告。京都大から初めてプロ入りした田中英は、プロ1年目の4月29日に一軍初昇格すると、同日の西武戦で一軍デビュー。しかし、3回5失点で敗戦投手となると、5月1日の日本ハム戦で3回を投げて4失点。翌日に一軍登録を抹消され、その後一軍に登板することなく、3年目のオフに戦力外となった。
また、興南高校時代甲子園春夏連覇を達成した島袋洋奨も、ソフトバンクから来季の選手契約を結ばない旨を通告された。島袋は興南卒業後、中央大に進学し、2014年ドラフト5位でソフトバンクに入団。1年目の15年9月25日のロッテ戦で、プロ初マウンドを踏むと、この年2試合に登板した。その後は、層の厚いソフトバンク投手陣の中に割って入ることができなかった。
戦力外、自由契約となった選手の中には、再び育成選手として契約を結ぶことが噂される選手もいる。来季もプロ野球のユニフォームに袖を通すことができる選手は、何人いるだろうか。
戦力外・自由契約となった92年世代
田中英祐(ロッテ)
生年月日:92年4月2日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:2試 0勝1敗 防13.50
福田将儀(楽天)
生年月日:92年4月17日
今季成績:9試 率.143 本0 点1
通算成績:112試 率.282 本3 点21
赤松幸輔 ※(オリックス)
生年月日:92年6月5日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:一軍出場なし
中島彰吾(ヤクルト)
生年月日:92年6月15日
今季成績:2試 0勝0敗 防13.50
通算成績:5試 0勝0敗 防10.57
榎本葵(ヤクルト)
生年月日:92年7月24日
今季成績:9試 率.143 本0 点0
通算成績:77試 率.118 本0 点2
原泉(ヤクルト)
生年月日:92年7月26日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:一軍出場なし
田中大輝 ※(巨人)
生年月日:92年8月7日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:一軍出場なし
成瀬功亮 ※(巨人)
生年月日:92年8月19日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:一軍出場なし
柿田裕太(DeNA)
生年月日:92年8月27日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:一軍出場なし
寺嶋寛大(ロッテ)
生年月日:92年10月12日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:一軍出場なし
島袋洋奨(ソフトバンク)
生年月日:92年10月24日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:2試 0勝0敗 防0.00
伊藤大智郎 ※(ソフトバンク)
生年月日:92年12月29日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:一軍出場なし
金子丈(中日)
生年月日:93年2月25日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:11試 0勝0敗 防4.91
坂田将人※(ソフトバンク)
生年月日:93年3月12日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:一軍出場なし
星野大地(ソフトバンク)
生年月日:93年3月13日
今季成績:一軍出場なし
通算成績:11試 0勝1敗 防4.73
※育成