ロッテの新人8選手が6日、ロッテ浦和工場の見学を行った。

　パイの実、コアラのマーチなどの生産過程を1時間ほどの工程で見学。ドラフト1位の安田は「出来立てのパイの実を食べることができて、すごく美味しかったですし、楽しかったです。工場見学は小学校5年生の時に社会見学でのビール工場以来だと思います」と笑顔を見せる。

　つづけて「製造過程を見るのは初めてで、とても貴重な経験でした。パイの実は一つが64層で成り立っていると聞いてビックリしました。一つの商品を作るのにいろいろな過程があり、いろいろな人が携わっていることを知ることが出来ました」と語り、「美味しいお菓子と一緒で野球も影の努力や取り組みが大事でいろいろな人の支えがあって結果が出るものだと思います。工場の人にも応援をしていると話をしていただきましたが、改めて頑張ろうという気持ちになりました」と気を引き締めた。

　ドラフト2位の藤岡は「トヨタでも自動車工場で働いていましたが車とは違い、流れてくるお菓子の数が多くてビックリしました。個人的にはトッポ、パイの実が大好きで、その製造過程を見ることが出来たのはとても楽しかったです。応援してくださる工場の方の期待に応えられるように頑張りたいと思いました」とコメント。8名それぞれが楽しみながらも、ロッテの一員となった実感を噛み締めた。