ロッテの新人合同自主トレは22日、降雪の影響でロッテ浦和球場の室内練習場で行われた。

　フルスイングが持ち味のドラフト4位・菅野剛士は、打撃練習で鋭い当たりを連発。「転がさなければいけない場面だと話しは変わってくるんですけど、自分で決めに行くときとかは大体そういう（振り切る）意識でやっています」と自身の打撃スタイルについて説明する。

　視察に訪れた井口資仁監督は囲み取材で「あれだけの回転で打てる選手はなかなかいない。オリックスの吉田みたいなタイプだと思います。ウチにはああいう感じで振れるバッターがいないので楽しみ」と評価し、「レギュラー争いをしてもらいたいというのもあるし、左打者としてのここぞという場面もある。今までのウチのチームにはいないタイプ。外野は熾烈なので、そこに食い込んでもらいたい」と期待を寄せた。

　菅野は「しっかりとボールを捉えられているという感覚がある。当てにいっていないので、徐々に芯にあたる頻度を増やしていきたい」と話し、「今のこの段階では順調かなと思っています」と2月1日キャンプインに向けて完璧な状態に仕上げていく。