森監督からは「焦るな」
中日の一軍春季キャンプが1日、沖縄・北谷でスタート。ドラフト1位右腕の鈴木博志投手(ヤマハ)は、初日からブルペンで51球の投げ込みを行った。
ブルペンの両隣は吉見一起と大野雄大。さらに、後方から森繁和監督、杉下茂臨時コーチが熱視線を向ける中、鈴木は捕手を座らせ、力強い直球に加えカットボールも披露した。
投げ込みを終えた右腕は「キャンプに合わせてきた。納得いくボールがいった」と、初日のブルペン点数は「80点」。それでも、「毎日続けることが大事だと思います」と気を引き締めた。
投球後は森監督と杉下コーチに呼び止められ、森監督には「焦るな」、杉下コーチには「ナイスボール」と言われたという鈴木。1年目からの勝ちパターン入閣へ、即戦力右腕が大器の片鱗を見せた。