昨季チーム最多の8勝、投手陣のキーマン
中日の又吉克樹投手が2日、今キャンプ初のバッティングピッチャーを務め、ブルペンと合わせ180球近くを投げ込んだ。
又吉はフリー打撃で、井領雅貴に30球、友永翔太に31球を投じ、両左打者相手に計61球。「とにかくストライクを投げること。(キャンプ前のミーティングで)森監督が言った『四球を減らす』を、チームで実践していといけない。その中で、今の段階ではバランスよく投げ込めているので、これを継続して行きたい」と話した。
前日のキャンプ初日もブルペンで100球越えの投げ込みを行っていたが、「(今日も)ある程度投げると決めていた」と又吉。オール直球の意図については「真っ直ぐを走らせないと変化球が使えないので」と説明した。
昨季は先発、中継ぎとフル回転し、チーム最多の8勝をマーク。新シーズンの役割はまだ不透明だが、「先発、中継ぎ関係なく、投げ込んでフォームを固めていきたい」と力を込めた。