小川監督は冷静「総合的な判断は実戦見てから」
ヤクルトの新外国人右腕・カラシティーが4日、ブルペンで35球の投げ込みを行い、鷹の守護神への憧れを口にした。
守護神候補は投球練習の感触について、「最初のブルペンより、真っ直ぐがゾーンに行っていた。全体的によかった」と納得の表情。「最大の武器はスプリット」。大好物であるハイチュウ(森永製菓)と絡め、「ハイチュウスプリット」と呼んでほしいと訴えた。
「最終的にクローザーのポジションを獲れるようにやっている」と右腕。「ブキャナンが『サファテという凄いクローザーがいる』と教えてくれて、映像を見たらいい投手だった。彼のようになりたい」と、昨季のパ・リーグMVPを目標に掲げた。
ただ、この日のブルペンはやや荒れ気味。投球を見守った小川監督は「ボールの威力はあるが、制球面も含め総合的な判断は実戦を見てから。外国人には最初から期待しているし、(今の)状態がどうこうよりも、シーズンへ向けてしっかり調整してほしい」と話した。