愛知・蒲郡の出身
NPBエンタープライズは、あす3日にナゴヤドームで行われる強化試合・第1戦の予告先発投手を発表。侍ジャパンは千賀滉大、オーストラリア代表はトラビス・ブラックリーが先発する。
3月3日と4日に行われる春の強化試合『ENEOS 侍ジャパンシリーズ 2018』。稲葉ジャパン・2018年の始動戦にして、純粋なトップチームとしては初めての戦いとなる。
稲葉篤紀監督が初戦の先発を託したのは、ソフトバンクの8年目・千賀滉大。育成選手の出身ながらここ2年続けて2ケタ勝利を挙げるなど、ソフトバンクのエース格に成長。昨季は13勝4敗(.765)で自身初タイトルとなる最高勝率にも輝いた。
昨年春には第4回WBCにも参戦。日本の主戦投手として活躍し、チームで唯一の大会ベストナインにも選出されている。いまや名実ともに日本球界を代表する投手となった25歳が、2018年・侍ジャパンの開幕投手を務めることになった。
なお、明日はナゴヤドームでの開催とあって、愛知県蒲郡出身の千賀にとっては地元凱旋のマウンドにもなる。大きく成長した姿を見せることができるか、注目が集まる。
一方、オーストラリアは左腕のブラックリーが先発。35歳のベテランは2014年に1年間だけ楽天に在籍していた経験があり、これが久々の日本でのマウンドになる。
NPBでは期待を受けながらも3試合の登板に留まり、1勝2敗で防御率5.54という成績に終わった。日本代表を相手にいい姿を見せることができるか。こちらも注目だ。