DeNAの17年代打打率はリーグ最下位
DeNAの中川大志内野手が6日、阪神とのオープン戦(甲子園)で豪快な代打弾を放った。
中川は3-2で迎えた9回、二死二塁の好機で5番宮崎の代打で登場。相手左腕・島本が投じた高めのスライダーを捉えると、打球はグングン伸びて右中間席へ着弾した。
昨シーズン19年ぶりに日本シリーズ進出を果たしたDeNAだが、代打打率はリーグワーストの.156。高田GMは中川獲得の理由について「うちのチームは代打陣、特に右打者の層が薄い」と説明。中川自身も「自分自身が変わる大きなチャンス。戦力となれるように元気を出して頑張っていきたい」と意気込んでいた。
中川は186センチ92キロを恵まれた体格を持ち、楽天時代は4番を務めたこともある。敵地・甲子園で、中継ぎ左腕相手の代打出場。シーズンを見据えた指揮官のテスト起用に、文字通り一発回答した。