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エンゼルス・大谷、勝ち投手の権利を持って降板!メジャー初登板は6回3失点

エンゼルスの大谷翔平

 エンゼルスの大谷翔平が現地時間1日(日本時間2日)のアスレチックス戦で、メジャー初先発を果たした。

 二刀流の大谷は打者として、3月29日のアスレチックスとの開幕戦でメジャーデビューを飾り既に初安打をマーク。投手で初登板・初勝利を目指しマウンドにあがった大谷は、初回2つの空振り三振を奪うなど、三者凡退に抑える完璧な立ち上がり。

 直後の2回に味方打線が2点を先制。2点のリードをもらったその裏、大谷は一死後、ジョイスに初安打を浴びると、続くピスコティにもライト前に運ばれた。得点圏に走者を背負った大谷は、チャプマンに投じた外角低めのボールをバックスクリーンに被弾し逆転を許した。

 2回に3点を失った大谷だが、3回は三者凡退、4回は四球で走者を出すも無失点で切り抜けた。すると、打線は5回にトラウトの適時二塁打、アップトンの犠飛で逆転に成功。再びリードをもらった大谷はその裏、アスレチックス打線をこの日3度目の三者凡退に抑えた。続く6回も危なげない投球で、メジャー初登板は6回3安打3失点、勝ち投手の権利を持って降板。

 『ショウアップナイタースペシャル メジャーリーグベースボール アスレチックス-エンゼルス戦』で解説を務めたMLBコメンテーター・AKI猪瀬氏は「チャプマンに手痛い一発を浴びましたけど、はっきりしているじゃないですか。決め球のフォークを打たれた被弾ではないので十分に修復が可能なことですから。100点満点以上のメジャー初登板といっていいのではないですか」と話した。

▼ 大谷翔平投球結果
6回 92球 3安打 6奪三振 1四死球 3失点

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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