○ エンゼルス 13 - 9 アスレチックス ●
<現地時間4月6日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手が現地時間6日(日本時間7日)、本拠地でのアスレチックス戦に「8番・指名打者」で先発出場。2回に3戦連発となるソロ本塁打を放ち、5回には押し出し四球で2打点目をマーク。チームの大逆転勝利と3連勝を呼び込んだ。
大谷は0-6で迎えた2回、二死無走者の場面で相手先発・ゴセットと相対。右腕が投じた2ボールからの3球目を強振すると、打球は中堅フェンスの遥か後方へと消えた。二刀流は3日(同4日)のインディアンス戦でメジャー初本塁打をマーク。翌日にはサイ・ヤング賞右腕・クルーバーから値千金の同点2ランを放っており、日本人では松井秀喜氏(ヤンキース)以来となる3戦連続本塁打を記録した。
4-6で迎えた4回は、無死二塁の好機で中飛。6-8の5回は一死満塁の好機で3度目の打席に入り、3番手右腕のヘンドリックスからストレートの押し出し四球を奪取。労せず1点差に迫ったエンゼルスだったが、本拠地ファンからは「勝負しろ」と言わんばかりのブーイングが沸き起こった。
大谷はソロ本塁打に続く2打点目を挙げ、3日の3打点、4日の2打点に続き、3試合連続となる複数打点をマーク。球団によると、打点が公式記録になって以降、本拠地デビューから3試合連続で1本塁打以上&2打点以上挙げたのは、ア・リーグの史上初の快挙。その後の打席は一ゴロと空振り三振に倒れ、この試合は4打数1安打、1四球1三振で2打点。打率は.389となった。
エンゼルスは先発・ブライドウェルが、2回途中6失点と大乱調。それでも、大谷の3号ソロを口火に反撃を開始すると、9-9の7回、3番アップトンが2号3ランを放ち、大逆転勝利を収めた。