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DeNA・京山は続けるか!? 高卒2年目投手の大ブレイク

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4月1日のヤクルト戦に先発し、プロ初登板で初勝利を挙げたDeNA・京山=横浜

三本柱不在の先発陣を支えた右腕


 開幕から、今永昇太(4月24日に初登板予定)、浜口遙大、ジョー・ウィーランド(4月22日に初登板)と昨シーズンの2桁勝利投手3人を欠き、苦戦が予想されたDeNA。開幕直後こそ2カード連続負け越しと調子が出なかったものの、4月7日の広島戦から8連勝をマークし首位争いを演じている。その立役者のひとりに挙げられるのが、高卒2年目右腕の京山将弥だ。

 京山は2016年のドラフト4位で近江高からDeNAへ入団。昨シーズンは一軍での登板こそなかったが、二軍で16試合に登板し、チームトップとなる99.1回を投げるなど大きな期待をかけられていた。今シーズンは開幕3戦目でプロ初登板初勝利を挙げると、ここまで3戦3勝、防御率1.10とエース級の働きを見せ、先発投手陣を支えている。

 ここからDeNAは、故障者が次々と戻ってくる予定。ここまで好調の先発ローテーションをどのように回していくのか、アレックス・ラミレス監督も嬉しい悩みを抱えることになる。

 この京山のように高卒2年目となるシーズン、大きな飛躍を遂げた選手は多い。古くは桑田真澄(巨人)がそう。1985年のドラフト1位で巨人に入団した桑田は、1年目から15試合に登板し2勝1敗、防御率5.14の成績を残す。すると、2年目の1987年は28試合に登板し15勝6敗、防御率2.17と大ブレイク。最優秀防御率のタイトルだけでなく、高卒2年目ながら沢村賞を受賞している。


ダルビッシュ、大谷も2年目に大きく飛躍


 当時、西武に在籍していた涌井秀章(現・ロッテ)もそのひとり。高卒ルーキーながら開幕4戦目の先発に抜擢されるも、3回途中7失点でノックアウト。その後も先発として起用されたが、1年目は1勝、防御率7.32とプロの壁に阻まれた。しかし、2年目は26試合に登板し12勝、防御率3.24と大きな飛躍を遂げる。このシーズンから涌井は5年連続で2桁勝利を達成するなど、一流投手への階段を登っていった。

 涌井と同学年である日本ハムのダルビッシュ有(現・カブス)もそうだった。1年目中盤からローテーション入りを果したダルビッシュ。5勝5敗、防御率3.53と高卒ルーキーとしては充分すぎる数字ではあるが、2年目に12勝(5敗)をマークすると日本最終年まで6年連続で2桁勝利をマーク。本格化したのはこの年だった。

 また、大谷翔平(現・エンゼルス)も入団2年目に11勝、10本塁打を達成し、ほんとうの意味で「二刀流」として認められるようになった。

 これらの選手は、ルーキーイヤーに一軍で出場を果たしている。京山のように2年目にデビューを果たした選手で見ると、前田健太(現・ドジャース)の名前が挙がる。2006年ドラフト1位でPL学園高から広島に入団した前田は、1年目こそ二軍での登板のみだったが、2年目に背番号「18」を受け継ぐと19試合に登板し9勝2敗、防御率3.20と結果を残す。コルビー・ルイス(15勝8敗)と並び、チームトップタイとなる7個の貯金をつくった。

 このように、ダルビッシュ、前田、大谷と現役メジャーリーガーたちも高卒2年目で大きな飛躍を遂げている。京山も偉大な先輩たちに近づくことができるのだろうか!?ラミレス監督の起用法は!?今後もその登板に注目だ。


【高卒2年目にブレイクした投手の成績】
※所属チームは当時

・涌井秀章(西武)
26試合 12勝8敗(8完投)防御率3.24

・ダルビッシュ有(日本ハム)
25試合 12勝5敗(3完投)防御率2.89

・大谷翔平(日本ハム)
24試合 11勝4敗(3完投)防御率2.61
87試合 打率.274/10本塁打/31打点

・前田健太(広島)
19試合 9勝2敗(1完投)防御率3.20
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