○ カブス 3 - 2 ブリュワーズ ●
<現地時間4月27日 リグリー・フィールド>
カブスのダルビッシュ有投手が27日(現地時間28日)、本拠地でのブリュワーズ戦に先発登板。白星は付かなかったが6回3安打1失点(自責点0)と好投し、チームの2連勝に貢献した。
今季初勝利と日米通算150勝をかけ、今季5度目のマウンドに登ったダルビッシュ。しかし初回、先頭打者の打球を右翼・ヘイワードが落球(記録は失策)。三盗を許し一死三塁となったあと、3番アギュラーに左犠飛を許し先制された。しかしその裏、打線がすかさず反撃。1番アルモラからの3連打で2点を奪い、あっさりと逆転した。
2回を3者凡退に抑えたダルビッシュは、3回、4回も危なげなく無失点。今季3度KOされている5回に、二死一、二塁のピンチを背負ったが、2番イエリチを投ゴロに仕留め“鬼門”を突破した。
2-1の6回も無失点に抑えたダルビッシュは、勝利投手の権利を持って降板。6回104球を投げ、3安打8奪三振1失点(自責点0)の内容。防御率は5.26となった。
しかし1点リードの7回表、2番手のシーシェクが2四球などで満塁のピンチを作ると、代わったダンシングが同点犠飛を許した。この時点でダルビッシュの白星は消滅。それでも、カブスはその裏に再び1点を勝ち越し、3-2で勝利した。