◆ 9奪三振は今季最多、打線が2回までに10得点!

 ヤンキースの田中将大投手が現地時間28日(日本時間29日)、敵地でのエンゼルス戦に先発登板。6回を2安打9奪三振1失点と好投し、4勝目の権利を持って降板した。

 ヤンキース打線は1回表、相手野手の適時失策で先制すると、その後も5番サンチェスの適時二塁打などで一挙5点を先制した。援護を得た田中は、その裏のマウンドで3者凡退の好スタート。すると直後の2回表、打線が再び5点を奪い、10-0の大量リードとなった。

 ワンサイドゲームとなったが、田中は2回以降も丁寧な投球を展開。2回は3者連続三振に抑えると、4回は先頭打者に初安打を許したものの、後続を再び3者連続三振。5回に先頭の6番コザートにソロ弾を許したが、5回を最小失点で乗り切り勝ち投手の権利をつかんだ。

 6回も危なげなく無失点で終え、打者22人に対し88球、2安打9奪三振1失点の快投。防御率を4.37とし、9点リードの7回から救援陣にマウンドを譲った。

 前日の試合で左足首を痛めたエンゼルスの大谷は、大事をとってベンチスタート。6回までに出番はなく、田中とのメジャー初対戦はお預けとなった。

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