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“オリの神童”山本由伸が西武打線をねじ伏せ初セーブ!「楽しかった」

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今季53試合に登板した山本由伸(オリックス)
2018.05.01 18:00
オリックス・バファローズ 4 終了 2 埼玉西武ライオンズ
京セラD大阪
○ オリックス 4 - 2 西武 ●
<4回戦・京セラD大阪>

高卒2年目右腕が初セーブ


 初のセーブシチュエーションで、相手は12球団随一の強力打線を誇るライオンズ。しかし、オリックスの19歳右腕・山本由伸は物怖じせず堂々たるピッチングを披露し、西武の中軸を3人で斬ってとった。

 オリックスの福良淳一監督は、4-2と2点リードで迎えた最終回、ソフトバンク3連戦で3連投していた守護神の増井浩俊ではなく、高卒2年目の“オリの神童”山本由をマウンドに送り出した。

 福良監督は、昨年の秋季キャンプから「後ろで使ってみたい」と話していた山本を2点差という状況で起用。試合後、「増井には練習の時にきょうは行かないと伝えていた」ことを明かした指揮官だったが、山本は「僕には最後に行くという話はなかった」と笑った。

 パ・リーグで猛威を振るっている西武打線が相手だったが、「打線に勢いがあることはわかっていたけど、自分は勢いに負けないでいつも通り」と冷静に振り返るあたりに、高卒2年目とは思えない落ち着きと、自身のボールに対する自信を感じた。


西武の中軸から2K

 
 最初の打者として迎えたのは、目下“二冠王”の山川穂高。その山川を、今季から取り入れている150キロ近いカットボールで空振り三振に斬ってとると、京セラD大阪がどよめく。続く外崎修汰をショートゴロに打ち取り、メヒアはフォークで空振り三振。圧巻のピッチングを披露し、スタメンに右打者を多く並べた西武打線に7本の安打を許しながらも、アウトローとインハイを丁寧に突いて、長打と四球を許さずに粘り強く7回を投げ抜いたアルバースに3勝目をプレゼント。自身にも“プロ初セーブ”という新たな勲章が加わった。

「由伸は堂々としていた」

 指揮官は試合後、高卒2年目右腕のピッチングに目を細め、増井の連投が続く場合には、山本を臨時クローザーとして起用する方針を示した。一方の山本も、「いつもより強く、新しい感覚ばかりで楽しかった」と語り、「昨年の初勝利、今年の初ホールド、きょうの初セーブにしても、早く経験させてもらえているからこそ、その経験をこれから活かしていきたい」と未来を見据えた。

 山本由伸の神童ロードは始まったばかり。これから先、一体どのような未来を見せてくれるのか、その活躍が今から楽しみだ。


取材・文=どら増田
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