● マリナーズ 2 - 8 エンゼルス ○
<現地時間5月6日 セーフコ・フィールド>
エンゼルスの大谷翔平は現地時間6日(日本時間7日)、敵地で行われたマリナーズ戦に先発登板。7回途中まで投げて被安打6、6奪三振で2失点の内容で今季3勝目を挙げた。
現地4月24日以来のマウンドとなった大谷。野手として出場した27日の試合で足首を痛めたため、間隔を空けての投手出場となったが、そんな不安を感じさせない投球を見せる。
初回をかんたんに3人で斬って立ち上がると、先制してもらった直後の2回も安打と四球で得点圏に走者を背負いながら2奪三振で無失点。その後もピンチらしいピンチを作らないまま、6回までゼロを並べていく。
打線も大谷の好投に応え、マリナーズの大黒柱であるフェリックス・ヘルナンデスから2本のソロで先制すると、6回には二死からの振り逃げをいかして女房役レネ・リベラの適時打で追加点。さらに代わった2番手チェース・ブラッドフォードからマイク・トラウトが3ランを放ち、6-0とリードを広げた。
迎えた7回。先頭打者に安打を許した大谷は、つづくライオン・ヒーリーにスライダーをレフトスタンドまで運ばれ、2ランを被弾。ついに無失点が途切れると、続くマイク・ズニーノ対しては制球が乱れ、ストレートの四球。ここでお役御免となる。
残った走者は後を受けたホセ・アルバレスが無失点で切り抜け、8回も続投で無失点。2点を追加して迎えた9回はキャム・ベドロジャンの制球が定まらずにピンチを招いたが、一死満塁で登板したノエ・ラミレスが1球で併殺に仕留めて逃げ切り勝ち。エンゼルスが8-2で勝利を収め、大谷に3勝目がついた。
今季5度目の先発は7回0/3を投げて球数98、被安打6で与四死球は2つ。三振は6つ奪って2失点の内容。今季3勝目(1敗)を挙げ、防御率は4.10となった。