試合前に月間最優秀新人賞のトロフィーを受け取る大谷。左はソーシア監督、右はモレノオーナー

◆ チームの4点目につなげる

 エンゼルスの大谷翔平選手が現地時間11日(日本時間12日)、本拠地でのツインズ戦に今季2度目となる「4番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席で鮮やかな左前打を放ち、自身3試合連続安打とした。

 13連戦中のエンゼルスは、主砲・プホルスに休養を与え、大谷を今季2度目となる4番で起用した。ツインズの先発は、カージナルスに在籍した昨季まで、5年連続2ケタ勝利を挙げているリン。大谷は初回、二死一塁の場面で右腕と相対したが、2球目を引っかけ一ゴロに倒れた。

 3回は3番アップトンの10号2ランで3-1となったあと、二死無走者の場面で2度目の打席。3ボール1ストライク後の5球目に手を出したが、高々と舞い上がった打球は左翼後方へ飛球となった。

 それでも5回、二死一、二塁の好機で3度目の打席に入ると、外角球を逆らわず弾き返した打球は左前へ。二塁走者が三塁止まりで適時打とはならなかったが、続くシモンズが押し出し四球を選び、チームの4点目につなげた。

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