アーロン・ジャッジ
今季も本塁打を量産している昨季のア・リーグ本塁打王ジャッジ(ヤンキース)

◆ 好調ヤ軍をけん引する超強力打線

 ヤンキースが再び単独首位に立った。現地時間14日(日本時間15日)、首位で並んでいたレッドソックスが敗れたため、試合がなかったヤンキースがア・リーグ東地区の首位に浮上した。

 一時はレッドソックスに7.5ゲーム差をつけられていたが、4月21日以降の22試合で19勝3敗という驚異的なペースで白星を重ね、現在28勝12敗。勝率はメジャートップの7割ちょうどをマークしている。その好調ヤンキースを引っ張っているのが、アーロン・ジャッジなど中軸を打つ打者たちだ。

 主に2番から5番を打つ4人の打者がすでに10本塁打以上を記録している。

【ヤ軍中軸打者の本塁打数】
※現地時間14日現在
11本:アーロン・ジャッジ
10本:ジャンカルロ・スタントン
10本:ディディ・グレゴリアス
10本:ゲーリー・サンチェス

◆ 40発カルテットへの期待

 チームはシーズンの4分の1にあたる40試合を消化。数字上は4人ともシーズン40本塁打を上回るペースだ。長いメジャー史を振り返っても同一チームの4人が同じシーズンに40発以上放ったことはなく、40発トリオに限っても僅かに3組しかない。

【メジャーリーグ歴代40発トリオ】
<1973年:ブレーブス>
・43本:デビー・ジョンソン
・41本:ダレル・エバンズ
・40本:ハンク・アーロン

<1996年:ロッキーズ>
・アンドレス・ガララーガ47本
・エリス・バークス40本
・ビニー・カスティーヤ40本)

<1997年:ロッキーズ>
・49本:ラリー・ウォーカー
・41本:アンドレス・ガララーガ
・40本:ビニー・カスティーヤ

 このうち最も40発カルテットに近かったのは1997年の年ロッキーズだが、4人目のバークスも32本止まりだった。この数字からも、いかに難しいことなのかがわかる。

 今季のヤンキースもペース的に可能性はあるが、難易度はかなり高い。昨季のア・ナ両リーグ本塁打王ジャッジとスタントンは、最終的に40本は超えてくるだろう。問題は、残るグレゴリアスとサンチェスが現在のペースを維持できるかだ。

 開幕から絶好調だったグレゴリアスは最初の25試合で10本塁打を放ったが、その後、快音は聞こえてこない。特に最近8試合は35打数1安打(打率.029)と安打もほとんど出ないほどのスランプに陥っている。再び開幕直後の打撃を取り戻せるかがカギになるだろう。

 サンチェスは、捕手というポジションもあり、どうしても打席数が少なくなってしまう。しかし、昨季放った33本塁打のうち29本を6月以降に記録した“夏男”でもある。気温の上昇とともに本塁打のペースも上がっていけば、40本超えは可能だろう。

 間違いなく言えることは4人そろって40本塁打以上をマークするのは至難の業ということ。しかし、もし4人がそれに近い数字を残すことができれば、9年ぶりの世界一に近づくことは間違いないだろう。

文=八木遊(やぎ・ゆう)

【八木遊・プロフィール】 1976年、和歌山県出身。大学卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。日本にファンタジーベースボールを流行らせたいという構想を持ち続けている。

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この記事を書いたのは

八木遊

1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。

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