14、15年は阪神に在籍。2年連続セーブ王
ブルージェイズのオ・スンファン投手が現地時間23日(日本時間24日)、エンゼルス戦の6回に登板し、チームの窮地を救う好救援を見せた。
ブルージェイズは、先発のサンチェスが5回無失点で降板。3-0の6回は2番手・アクスフォードをマウンドに送ったが、いきなり3連打を浴び1点を返された。アクスフォードは一死も奪えまま降板。代わってオ・スンファンが登板した。
右腕は9番カルフーンに左中間への飛球を打たれたが、これを捕球体制に入った左翼・グランダーソンが、落球したのち、素早く三塁へ送球。結果は“左ゴロ”となり、まず1アウトを奪った。
続くキンズラーは、得意のカットボールで空振り三振。二死一、二塁から、2番トラウトには左前打を許したが、ここで二塁走者の本塁生還の前に、一塁走者の三塁タッチアウトが先に認められる珍プレーが発生した。
エンゼルスのソーシア監督は、三塁でのタッチプレーに関しチャレンジ(映像判定)を要求。しかし、判定通り三塁タッチアウトとなり、映像には二塁走者の本塁通過よりも先に、三塁タッチアウトが早かった事実も映し出されていた。
オ・スンファンはエンゼルスの走塁ミスにも助けられ、打者3人に対し、1安打1奪三振無失点の内容。2点リードを守り、今季の防御率を2.45とした。