● エンゼルス 2 - 3 レンジャーズ ○
<現地時間6月2日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手が2日(日本時間3日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「6番・指名打者」で先発出場。左腕投手相手に4打数無安打1三振に打ち取られ、チームも延長戦の末、逆転負けを喫した。
レンジャーズの先発は、通算150勝を誇る左腕のハメルズ。大谷は2回、無死一塁で第1打席に入ったが、追い込まれたあとのスライダーに対応できず、空振り三振に倒れた。
一死一塁で迎えた4回の第2打席は、1ストライク後の2球目を弾き返した。しかし、センター前へ抜けそうな打球を、遊撃・プロファーが好捕。二塁封殺となり、一塁を駆け抜けた大谷は一旦セーフと判定されたが、一塁走者・シモンズの二塁へのスライディングが守備妨害をとられ、結果、併殺となった。
2-1の7回もハメルズと相対し、3球目のツーシームを引っかけ一ゴロ。2-2の9回は無死一塁のサヨナラ機で4度目の打席に入ったが、ここでも救援左腕・ディークマンの前に遊飛に倒れた。この試合は4打数無安打1三振。打率は.282となった。
エンゼルスは、打線全体でもハメルズに苦戦したが、初回に2番トラウトの19号ソロで先制、6回には1番キンズラーが5号ソロを放ち貴重な2点目を加えた。投げては先発のリチャーズが、7回1失点(自責0)と好投。1点リードで9回を迎えたが、3番手のパーカーが失点し逃げ切り失敗。10回に4番手・アルバレスが失点し、痛恨の逆転負けを喫した。