敵地でのジャイアンツ戦に救援登板したDバックスの平野佳寿

● ジャイアンツ 2 - 3 ダイヤモンドバックス ○
<現地時間6月5日 AT&Tパーク>

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が5日(日本時間6日)、敵地でのジャイアンツ戦に救援登板。いきなり連続四球を与え一打逆転の大ピンチを招いたが、最後は相手主砲を打ち取りチームの勝利に貢献した。

 ダイヤモンドバックスは、先発左腕のコービンが好投。2-1の7回、一死一塁の場面で2番手・チャフィンにスイッチし、左腕も左打者の8番パニックを中飛に退けた。二死一塁となったところで、ジャイアンツは代打・ペンスをコール。メジャー通算220本塁打の右打者が登場したところで、ダイヤモンドバックスは平野を投入した。

 打席にペンスを迎え、平野はフルカウントまで持ち込んだが、最後はスプリットを振ってもらえず四球。続く1番ヘルナンデスは2球で追い込んだが、ここでもスプリットを見極められ、再び四球で歩かせた。

 二死満塁となり、打席には2番ポージー。主砲相手にはボール球が先行したが、最後は約150キロの直球を低めへ投げ込み、手を出したポージーの打球は力のない中飛。何とか大ピンチを凌ぎ、1点リードを死守した。

 この日は制球に苦しんだが、最後は力勝負でピンチを切り抜けた右腕。1/3回、打者3人に16球を投じ、無安打2四球無失点の内容。これで2/3回を無失点に抑えた5月6日(同7日)のアストロズ戦から、自己記録を更新する13試合連続無失点。この日もチームの地区首位キープに貢献し、防御率を1.80とした。

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