6回表の攻撃で同点ホームを踏むヤンキースの田中将大

● メッツ 1 - 4 ヤンキース ○
<現地時間6月8日 シティ・フィールド>

 ヤンキースの田中将大投手が8日(日本時間9日)、敵地でのメッツ戦に先発登板。5回まで1安打1失点と好投したが、6回表の攻撃中に両太もも裏の張りを訴え、緊急降板した。

 田中は初回、1番ニモーにいきなり先頭打者本塁打を浴びたが、その後は1四球を与えたのみで、5回まで1安打8奪三振と好投した。

 この試合はナ・リーグ主催のインター・リーグ(交流戦)のため、田中は8番打者として打席にも立った。すると0-1の6回、一死無走者の場面で一ゴロ失策で出塁。その後、一死満塁と好機は広がり、2番ジャッジの右犠飛で本塁へタッチアップ。この走塁中に足を痛めた。

 田中は自ら同点ホームを踏んだものの、思わぬアクシデントで緊急降板。先頭打者被弾後は無安打8奪三振と好投していたが、同点時の降板だったため7勝2敗は変わらず。防御率は4.58となった。

 ヤンキースは1-1の8回、1番ガードナーの5号2ランで勝ち越し。9回にも4番スタントンが15号ソロを放ちリードを広げた。投げては救援陣が無失点リレー。3番手のグリーンが4勝目、最後を締めたチャプマンは16セーブ目を手にした。

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