● ソフトバンク 2 － 8 巨人 ○
＜1回戦・ヤフオクドーム＞

　巨人が13安打8得点を奪い、ソフトバンクに8－2で勝利し、連勝を3に伸ばした。

　巨人は0－0の2回、ソフトバンクの先発・武田翔太を攻めたて無死満塁のチャンスを作ったが、陽岱鋼が空振り三振、吉川尚輝が一ゴロに倒れ、嫌な雰囲気が流れた。この流れを断ち切ったのが小林だった。2ボール2ストライクから6球目のストレートを弾き返すと、3人の走者を還す3点適時二塁打となった。

　続く坂本勇人にも適時打が飛び出すと、3回に亀井善行の2ラン、6回に田中俊太の2点適時三塁打と、巨人打線は13安打8得点を奪った。

　先発・山口俊は大量援護に恵まれ、ソフトバンク打線を7回を投げて1失点。8回から登板した池田駿が1点を失ったが、投手陣は9安打を浴びながらも2点に抑えた。

　12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ソフトバンク－巨人戦』で解説を務めた佐々木主浩氏は「今日は小林の1本に尽きますよ」と絶賛。「打てなかったら嫌な感じがありましたからね。その1本が出たことで、選手が楽になりましたしね。本当に大きかったと思います」と振り返った。

（ニッポン放送ショウアップナイター）