16日の阪神戦に敗れ借金20
楽天は16日、梨田昌孝監督から辞任の申し出があり、これを受諾したと発表した。これに伴い、17日の阪神戦(楽天生命パーク)から、平石洋介一軍ヘッドコーチ兼打撃コーチが監督代行を務める。
梨田監督は球団を通じ、「交流戦で巻き返しをして、何とか借金を一桁までに減らそうと思い闘ってまいりましたが、現状借金20ということと、またこの仙台、本拠地で勝てなかったというのは監督の責任だと思い、今日辞任を決めました。シーズンの途中で投げ出すことについても、私の中で色々と葛藤がありました。球団から引き留められましたが、最後は受け入れていただきました。ファンの皆さんの温かい応援には大変感謝しております。また、選手、コーチには前を向いて闘ってほしいと思います」とコメントした。
梨田監督は近鉄、日本ハムの監督を経て、15年オフに楽天の監督に就任。16年はリーグ5位、昨季は序盤に首位を快走するなど3位に食い込み、クライマックスシリーズではファイナルステージまで進んだ。
就任3年目の今季は、開幕から投打とも振るわず低迷。63試合を消化し、21勝41敗1分の成績。借金は20に膨れ上がっていた。