復帰戦は3三振含む4打数無安打に終わったエンゼルスの大谷

○ マリナーズ 4 - 1 エンゼルス ●
<現地時間7月3日 セーフコ・フィールド>

 故障者リスト(DL)から復帰したエンゼルスの大谷翔平選手が3日(日本時間4日)、敵地でのマリナーズ戦に「6番・指名打者」でスタメン出場。元西武のマリナーズ先発・ルブランの前に3打数無安打2三振に倒れるなど、復帰戦は4打数無安打3奪三振の成績だった。

 大谷は2回の第1打席で、マリナーズ先発左腕・ルブランと対戦。1ボール2ストライクと追い込まれ、外角低めの4球目を見送ったが、これはストライク判定で見逃し三振に倒れた。

 4回の第2打席は、5番シモンズの6号ソロで1-3とした直後、一死無走者の場面でルブランと2度目の対戦。この打席は初球のカットボールを打ち損じ、左邪飛に倒れた。7回は一死無走者の場面でルブランと三たび対戦し、内角へのツーシームで追い込まれたあと、最後は外角球に手が出ず見逃し三振。1-4の9回は、マリナーズの守護神・ディアスと相対したが、ここでも追い込まれたあとの変化球にバットが空を切り、最後の打者となった。

 大谷は6月6日(同7日)の先発登板後、右肘内側側副靱帯損傷のためDL入り。再検査の結果、靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)の必要はないと診断され、まずは打者として復帰することが決まった。期待された復帰戦だったが、ブランクを感じさせる内容で4打数無安打3奪三振の成績。打率は.280となった。

 エンゼルスは先発・ヒーニーが初回に3失点するなど、投打が噛み合わず敗戦。今季通算43勝43敗で、ついに貯金が消滅した。

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