4回に逆転となる3点目のホームを踏んだエンゼルスの大谷

● マリナーズ 4 - 7 エンゼルス ○
<現地時間7月4日 セーフコ・フィールド>

 右肘の故障から復帰したエンゼルスの大谷翔平選手が4日(日本時間5日)、敵地でのマリナーズ戦に「6番・指名打者」で先発出場。復帰後初安打、初長打、初得点を記録するなど、4打数2安打2得点と活躍。チームの連敗ストップに貢献した。

 大谷は2回の第1打席、スイングが捕手のミットに当たる打撃妨害で出塁。続くバルブエナの適時二塁打で先制のホームを踏んだ。1-2で迎えた4回は、無死二塁の好機で痛烈な右前打をマーク。これが復帰後初安打となり、二進後、1番カルフーンの中前適時打で逆転となるホームを踏んだ。

 4-2の5回も無死一、三塁の好機で打席に入ったが、ここは浅めの左飛。7回の第4打席は一死無走者の場面で右翼線を破る二塁打を放ち、ともに5月24日(同25日)のブルージェイズ戦以来となる、長打とマルチ安打を記録した。

 7-4の9回は先頭打者として第5打席に入り、左腕・エリアスの前に二ゴロに倒れた。この試合は5打席を消化し、4打数2安打で打率は.287。打撃妨害を含め3度出塁し、2得点を記録した。

 エンゼルスは1番カルフーンが3安打3打点をマークするなど、組み替えた打線が13安打7得点と機能。連敗を2で止め、貯金を再び1とした。

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