エンゼルス・大谷翔平

● エンゼルス 0 - 7 アストロズ ○
<現地時間7月21日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手が21日(日本時間22日)、本拠地でのアストロズ戦に「5番・指名打者」で先発出場。痛烈な二塁打を2本放ち好機を演出したが、エンゼルスは完封負けで借金生活に入った。

 アストロズの先発は、ここまで9勝5敗、防御率2.29をマークしているバーランダー。5月16日(同17日)の初対戦では、4打数無安打3三振に封じられた相手だ。

 第1打席は0-0の2回。無死一塁の場面でバント安打を狙ったが、この打球は投手前へ転がり、二塁封殺となった。それでも2点を追う4回、一死一塁の場面で2度目の打席に入ると、内角の直球をコンパクトに振り抜いた。真芯で捉えた打球は右越えの二塁打となり、一死二、三塁と好機拡大。一打同点の状況を作り出したが、後続が2者連続三振に倒れ得点にはつながらなかった。

 6回の3打席でもバーランダーの直球を捉えたが、ここはライナー性の右飛。7点を追う9回は中継ぎ左腕・シップと対戦し、右翼線を破る二塁打を放った。この日は痛烈な二塁打を2本放ち、4打数2安打で今季11度目のマルチ安打を記録。打率を.283に上げたが、エンゼルスは好機で一本が出ず完封負けを喫した。

 アストロズはエンゼルスを下回る5安打ながら、四球や敵失を上手く絡め計7得点。貯金を31とし、6回無失点のバーランダーは10勝目を手にした。

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