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一夜限りの夢の球宴!名勝負・迷場面が目白押しのサントリードリームマッチ

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今年もピッカリ劇場は健在
<サントリードリームマッチ 2018>
ザ・プレミアム・モルツ球団 12-6 ドリーム・ヒーローズ

 今年で23回目を迎えた『サントリードリームマッチ』が30日(月)、東京ドームで行われ、山本浩二監督率いる「ザ・プレミアム・モルツ球団」と、田尾安志監督が指揮する「ドリーム・ヒーローズ」が対戦。5回裏の“ある出来事”をキッカケに一挙7点を奪った「ザ・プレミアム・モルツ球団」が12-6で快勝し、5連覇を成し遂げた。
 

今年は2段モーション


 始球式のピッチャーを務めた女優・石原さとみさんが、この日の先発でもある“ハマの番長”三浦大輔から直伝されたという"2段モーション"を披露して会場を盛り上げると、その“2段モーション”の師匠である「ザ・プレミアム・モルツ球団(モルツ)」の先発・三浦と谷繁元信の元横浜バッテリーが、「ドリーム・ヒーローズ(ヒーローズ)」鉄平、立浪、岩村の上位打線を三者凡退に打ち取った。

 すると後攻のモルツはその裏、モルツの先発・桑田真澄を攻め立て、中村紀洋とバースの適時打で2点を先行したが、直後の2回表に逆転を許してしまう。2回からマウンドに上がった野村弘樹が山崎武司に豪快な一発を浴びると、続く中畑がヒットで出塁。すかさず代走の鈴木尚広が二盗を決めたが、三盗は谷繁に阻まれた。しかし、関本賢太郎の2ランなどでヒーローズが2回に4点を奪取。さらに3回には、岩村明憲が西崎から本塁打を放つなど、一発攻勢を見せたヒーローズが着実に加点し、5回表までに6-2と4点をリードした。


迷場面の数々


 試合が大きく動いたのは5回裏、この回からマウンドに上がった下柳剛が無死一塁で迎えた元同僚の桧山進次郎に三ゴロを打たれると、これを三塁手の関本がトンネル。これを受け、下柳がグローブを叩きつける往年の迷場面が再現され、最後は両者が和解した。しかし、その直後に何の変哲もないレフトフライをG.G.佐藤がまさかの落球。五輪でのミスを再現したが、バックのエラーに連打も重なり、下柳は一死も取れないまま降板することになった。

 そして6回には、サントリードリームの名物といっても過言ではない“ピッカリ劇場”が開演。キャップの下からパーマがかった髪をのぞかせている佐野滋紀がマウンドに上がり、キャッチャーに小田幸平、バッターボックスには代打・和田一浩が入ると、自分はもう“ピッカリ”ではないと主張し、小田のサインに首を振る佐野。その佐野に納得のいかない小田、和田、主審の鈴木、一塁塁審の大和が詰め寄るが、佐野に追い返されてしまう。

 しかし、ワインドアップの際に帽子が飛ぶと、髪が生えていたのは後頭部とサイドのみ、前髪と頭頂部には髪がなく、ピッカリ投法の前に和田は空振り。その後、佐野は小田や和田をはじめとするピッカリ仲間と和解した。さらにこの日は、けん制の際に帽子を脱いで目をくらませる“ピッカリけん制”で走者を幻惑。そのピッカリけん制で和田をアウトにすると、打席に入っていた仁志もピッカリ投法の前に空振りの三振に斬ってとられ、代打・川藤幸一も空振りの三振に終わった。


モルツが5連覇


 モルツは7回から山本昌が登板。桑田や山崎との対戦に東京ドームは盛り上がったが、山本昌がしっかりと三者凡退で切り抜けた。8回表には、今回からメンバーに加わったモルツの門倉が現役選手ばりの剛速球を投げ込み会場をザワつかせると、小田の打席でピッチャーに中村紀洋が入り、打席の小田は中村の独特なバッティングフォームをマネして笑いを誘った。その裏には、ヒーローズの張本勲が"アッパレ"なヒットを放ち反撃の狼煙をあげたが、後続は続かず、試合もそのまま終了。12-6で勝利を収めたモルツが5連覇を達成した。

 なお大会MVPには、先発として好投し、打者としてヒットも放った三浦が選出された。一方、敢闘賞には本塁打を放った関本と山﨑が、試合を盛り上げた選手におくられるビーム賞には、センターバックスクリーンに豪快な一発を打ち込んだ岩村が選ばれた。
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