3回に3ランを浴び、天を仰ぐドジャース先発の前田健太

● ドジャース 2 - 5 ブリュワーズ ○
<現地時間7月30日 ドジャー・スタジアム>

 ドジャースの前田健太投手が30日(日本時間31日)、本拠でのブリュワーズ戦に「9番・投手」で先発。5回途中7安打4失点で6敗目(7勝)を喫し、チームは2連敗となった。

 前田は初回、いきなり無死満塁のピンチを招き、4番ショーに先制となる右前適時打を許した。なおも満塁のピンチは続いたが、5番ブラウンを空振り三振に仕留めまず一死。続くテムズは遊飛、7番ピーナも右飛に退け、無死満塁の大ピンチを最少失点で切り抜けた。

 2回もマウンドに登った前田だったが、ここでハプニング発生。停電のため照明が落ちてしまい、試合が一時ストップした。22分間の中断を挟み試合再開。前田は8番から始まる下位打線を、バックの好守もあり3人で片づけた。

 3回もテンポよく打者二人を打ち取ったが、二死から4番ショーに四球を与えたあと、5番ブラウンには右前打を許した。続くテムズには、2球目の高め速球を振り抜かれ、打球は左中間席へ着弾。二死から一気に3点を失った。

 1-4の5回は、一死から安打と四球でピンチを招き、テムズを中飛に打ち取ったところで降板。二死一、三塁でリリーフしたフローロが後続を退け、前田は4回2/3、102球を投げ、7安打4奪三振3四球で4失点の内容。防御率は3.48となった。

 ドジャースは打線も振るわず、後半戦初のホームゲームで敗戦。4回裏には、無死一、二塁の好機で前田が見事な送りバントを決めたが、続く1番テイラー、2番マチャドが揃って凡退。そのマチャドは4点を追う9回、移籍後初となる本拠地弾を放ったが、反撃は1点止まりだった。

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