○ インディアンス 3 - 0 エンゼルス ●
<現地時間8月4日 プログレッシブ・フィールド>
エンゼルスの大谷翔平選手が4日(日本時間5日)、敵地でのインディアンス戦に「3番・指名打者」で先発出場。2打席連続本塁打を放った前日に続く活躍が期待されたが、この日はサイ・ヤング賞右腕の前に4打数無安打2三振に抑えられた。
インディアンスの先発投手は、サイ・ヤング賞2度受賞のクルバー。右腕との対戦は4月4日(同5日)以来2度目で、大谷は前回対戦で豪快な中越え2ランを放った。
この日の初対戦は初回、二死無走者の場面。ボール先行からフルカウントへ持ち込まれ、最後は外角のカットボールに手が出ず見逃し三振に倒れた。
0-0の3回は二死一、三塁の好機で第2打席に入ったが、ここは当てるのが精いっぱいの三ゴロ。6回の第3打席はセーフティバントを試みるもファウルとなり、最後は追い込まれたあとの内角ツーシーム“フロントドア”に手が出ず、この試合2つ目の見逃し三振を喫した。
0-3の9回も先頭打者としてクルバーと相対し、内角のカットボールに詰まらされ右飛。この日はサイ・ヤング賞右腕の投球術に屈し、4打数無安打2三振で、打率は.266となった。
そのクルバーは初回からテンポよくアウトを重ね、8回まで90球。大谷から始まった最終回も3者凡退に抑え、3安打7奪三振の快投で今季初完封。リーグトップタイとなる14勝目(6敗)を手にした。