○ ロッキーズ 5 - 4 ドジャース ●
<現地時間8月10日 クアーズ・フィールド>
ドジャースの前田健太投手が10日(日本時間11日)、敵地でのロッキーズ戦に「9番・投手」で先発。6回途中3失点と粘り勝利投手の権利を持ち降板したが、救援投手が逆転を許しチームも敗れた。
前田は1点の援護をもらい1回裏のマウンドに登るも、先頭のブラックモンに中前打を許したあと、続くルメーヒューにはフルカウントから投じた速球を右中間スタンドへ運ばれた。あっさりと逆転を許してしまった右腕は、3回にも先頭打者への四球をきっかけに失点し、序盤は苦しいスタートとなった。
それでも4回表、ドジャースは売り出し中の7番マンシーが26号2ランを放ち同点。5回には5番ベリンジャーが中前適時打を放ち4-3と勝ち越しに成功した。
打線の援護に応えたい前田は、4回、5回と連続無失点。続投した6回は一死二塁の場面で降板したが、2番手・ロスカップが好救援を見せ1点リードを守った。前田は5回1/3、100球を投げ、6安打7奪三振3四球の内容。立ち上がりに苦しみ3回までに3点を失ったが、何とか試合を作り防御率を3.80とした。
背番号18は好リリーフで7勝目を挙げた7月15日(同16日)以来の白星権利を持っていたが、7回に3番手のフローロが逆転2ランを浴び8勝目は消滅。ドジャースはそのまま1点差で敗れ、同地区3位のロッキーズに2.5ゲーム差に迫られた。