広島打線の中心として活躍する丸佳浩(C)KYODO NEWS IMAGES

● 阪神 4 - 6 広島 ○
<16回戦・京セラD大阪>

 広島が連敗を2で止め、ついに優勝へのマジックナンバー「32」が灯った。

 広島は3回、3番丸が右中間突破の適時二塁打を放ち先制。続く鈴木は22号2ランを左翼ポール際へ運び、3-0とリードを広げた。丸は4回の第3打席で押し出し四球、6回の第4打席では再び適時二塁打をマークし、3打席連続打点をマーク。計2長打3打点の働きで打線を牽引した。

 先発の九里は、走者を背負い続ける苦しい投球。3回に2点を返され、2点リードの4回も二死二、三塁のピンチを背負ったが、3番伊藤隼を空振り三振に仕留めガッツポーズを作った。右腕は何とか5回を投げ切り、7安打8奪三振2失点の内容で6勝目(2敗)。4点リードの9回、5番手・中崎が2点を失ったが、最後は5番ロサリオを打ち取り試合を締めた。

 阪神は9回の反撃及ばず、Aクラス再浮上に失敗。先発の才木は、4回途中5安打5四死球4失点で6敗目(3勝)。8月に入り自身3連敗となった。

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