マジック32が点灯!
セ・リーグ首位を快走する広島が、3年連続となるリーグ制覇へのカウントダウンをスタートさせた。
15日の阪神戦に勝利したことで、2位以下の5球団の自力優勝の可能性が消滅。優勝決定までに必要な勝利数を表す“マジックナンバー”が点灯した。ちなみに、昨年は8月8日にマジックが点灯していたため約1週間遅れとなるものの、それでも球団史上2番目のスピード記録である。
2位とのゲーム差は「11.5」。リーグ内の戦いに限れば53勝28敗2分の勝率.654と圧倒的な強さを誇っており、球団初の3連覇に向かってその勢いは留まるところを知らない。
セ・リーグの3連覇以上は巨人だけ
セ・リーグで3連覇以上というと過去に5回あったが、その5回はすべて巨人が達成したもの。このまま広島が3連覇を成し遂げれば、“巨人以外初”のセ・リーグ3連覇となる。過去の例を見てみよう。
【セ・リーグの3連覇以上】
・巨人(1951~1953)
1951年:114試 79勝29敗6分(.731)
1952年:120試 83勝37敗0分(.692)
1953年:125試 87勝37敗1分(.702)
・巨人(1955~1959) ☆5連覇!
1955年:130試 92勝37敗1分(.713)
1956年:130試 82勝44敗4分(.646)
1957年:130試 74勝53敗3分(.581)
1958年:130試 77勝52敗1分(.596)
1959年:130試 77勝48敗5分(.612)
・巨人(1965~1973) ☆9連覇!
1965年:140試 91勝47敗2分(.659)
1966年:134試 89勝41敗4分(.685)
1967年:134試 84勝46敗4分(.646)
1968年:134試 77勝53敗4分(.592)
1969年:130試 73勝51敗6分(.589)
1970年:130試 79勝47敗4分(.627)
1971年:130試 70勝52敗8分(.574)
1972年:130試 74勝52敗4分(.587)
1973年:130試 66勝60敗4分(.524)
・巨人(2007~2009)
2007年:144試 80勝63敗1分(.559)
2008年:144試 84勝57敗3分(.596)
2009年:144試 89勝46敗9分(.659)
・巨人(2012~2014)
2012年:144試 86勝43敗15分(.667)
2013年:144試 84勝53敗7分(.613)
2014年:144試 82勝61敗1分(.573)
改めて見ると、とてつもない実績。“打撃の神様”こと川上哲治氏の時代にはじまり、栄光のV9時代があって、最近では原辰徳氏がチームを率いた2006年から2015年の10年間で2度の3連覇を達成している。
しかし、この「巨人だけ」という記録も時間の問題。広島は新たな歴史をつくり、そして連覇記録を伸ばしていくことができるか。今後の戦いからも目が離せない。