● レンジャーズ 1 - 3 ドジャース ○
<現地時間8月29日 グローブライフ・パーク・イン・アーリントン>
ドジャースの前田健太は現地時間29日(日本時間30日)、敵地で行われたレンジャーズ戦の9回に登板。1点こそ失ったものの、リードを守って試合を締め、今季初セーブを記録した。
ナ・リーグ西地区6連覇に向けて上位を追うドジャースだが、ここに来ての不安が守護神ケンリー・ジャンセンの状態だ。持病の不整脈から復帰して以降は4試合連続で失点中。現地28日の試合でも、比較的プレッシャーのかからない点差の離れた場面で登板するも、連打を浴びて失点。その状態に不安が囁かれていた。
そんな中、この日はドジャースが3点リードして迎えた9回に前田健太が登板。ジャンセンがベンチで見守る中、最後のマウンドを託された。
ところが、先頭を空振り三振に斬った後に四球で走者を出すと、エイドリアン・ベルトレの適時二塁打で失点。3-1と2点差に迫られる。内野フライでアウトをひとつ重ねるも、二死三塁から四球を与えて二死一・三塁。同点の走者を背負い、一発出れば逆転サヨナラという局面を迎えたが、最後は内野ゴロでなんとか3つ目のアウトを取った。
試合を締めくくった前田は今季初セーブを記録。昨年の6月以来、1年ぶり2度目のセーブを挙げた。