● ヤクルト 3 － 9 中日 ○
＜22回戦・神宮＞

　ヤクルトは3試合連続の逆転劇とはならなかった。

　ヤクルトの先発・ブキャナンは初回、ビシエド、アルモンテの適時打などで3点を失ったが、その裏打線は、青木宣親、雄平の適時打で2点を還す。ただ先発・ブキャナンがピリッとしなかった。3回にアルモンテ、高橋周平の適時打で2失点、6回に福田永将にソロ、平田良介に適時打を打たれ、ブキャナンは6回を投げて7失点と試合を作ることができなかった。

　打線は2－9の9回に中日の5番手・佐藤優を攻めたて、一死満塁の好機を作ると武内晋一の適時打で1点を還す。なお満塁のチャンスは続いたが、宮本丈が空振り三振、三輪正義が二ゴロに打ち取られ試合終了。3試合連続逆転勝ちとはならなかった。

　6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト－中日戦』で解説を務めた若松勉氏は「ブキャナンが大誤算でしたよね。5点ぐらいで頑張っていれば、今のヤクルトは逆転（勝ち）もあるし面白いんですけど、7点は取られすぎですよね」と苦言を呈したが、「点差があってこれだけの粘りがあれば、これからのゲームは面白くなりますよね」と残り試合の戦いに期待を寄せた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）